タグ:食育講座
食育講座①「しょくじのまなー」
2023年6月12日に食育講座がありました。ほし組さんにとっては初めてとなる食育講座!
今回のテーマは、「食事のマナー」についてです。
給食の巡回に行くと、残念ながら食事の姿勢が悪かったり、食べこぼしをしている子が少々目立ちます…!
食事のマナーが悪いと、楽しいごはんの時間を過ごせなかったり、自分や周りにいるお友達にケガをさせてしまったりするため、このテーマを選びました。
クラスで食事をしているイラストを見せながら、この行動は〇か×かを子どもたちに聞いていきました。
食事中に立って歩いたり、大きな声でお話したり、口からぽろぽろごはんを落としたり…
みんな大きな声で「ばつーーー!!!」と言ってくれました☺
正しい食事の姿勢もレクチャーしたので、きっとおうちでもかっこよくごはんを食べてくれると思います♪
また、今年から当園の栄養士が増えました!
あかね先生に加えて、ゆか先生といくみ先生のおふたりが加入です★
今回の食育講座はあかね先生が担当しましたが、2回目はゆか先生、3回目はいくみ先生が担当します。お楽しみに!
新しくなった厨房もよろしくお願いします。
食育講座③「おはしの使い方とマナー」
2023年2月6日に今年度最後となる食育講座がありました。
今回のテーマは「お箸」です!ほし組さんも、昨年の10月から給食でお箸を使い始めました。徐々に慣れてきているようですが、まだまだ不安な様子です。もり組・そら組さんにも、苦手な子がいるようです。箸の持ち方は一度覚えたら一生ものですので、癖がついてしまう前にできるだけ矯正したいところ…!また、お箸の使い方だけでなく食事のマナーも気になるという声を担任の先生からお聞きしました。食事のマナーが悪いと、一緒に食事をしている相手を不愉快な気分にさせてしまうかもしれません。進級してお兄さん・お姉さんになる前に、みんなで一度確認をしたいと思い、このテーマを選びました。
お箸の使い方は、給食で使っているお箸をひとりひとり渡して、動画をみながら真似てもらいました。お歌に合わせてお箸を動かします。まずは1本だけ持って、動きに慣れたらもう1本追加して…。
みんな真剣な表情でお箸を動かしていました!お歌に合わせると、普段お箸が苦手な子も、リズムにのって頑張っていました。
お箸のマナーについては、食器をお箸で手前にぐーっとよせる「寄せ箸」や、食器をカンカンと叩いて遊ぶ「叩き箸」、ごはんに箸をつきさす「立て箸」などはしてはいけないことを、イラストをみながらお話しました。
食事の時間に飽きてしまうと、お箸で遊んでしまう子が多いようです。お箸は遊び道具ではないこと、マナーを守ってお箸を使うことをみんなとお約束しました。
お箸以外の食事マナーとして、巡回していると、お茶碗の持ち方が間違っている子が目立ちます。お茶碗に人差し指をいれて、親指で底を支えて持つのは間違い!親指以外の4本の指でお茶碗の底を支え、親指は飲み口にトンと添えるようにしましょう。
お茶碗からスープを飲むときの姿勢として、お茶碗を口もとに近づけるのではなく、首のほうを近づけて飲む子がちらほら…。実演して子どもたちに見せましたが、これでは猫背になるどころか、見ていてとってもかっこ悪いです。癖がついてしまうとなかなか治らないので、おうちでも注意してあげてください!
最後に、今月のイベントである「リクエスト給食」の告知をしました。ほし・もり・そら組さんにそれぞれ食べたい給食を話し合ってもらったので(ほし組は担任の先生に選んでもらいました)、2/24・2/27・2/28の3日間で実施します♪
内容は献立表をご確認ください!お楽しみに★
来年度も、みんなと一緒にたのしみながら食育講座ができたらいいなと思います!
ありがとうございました★
食育講座②「朝ごはん」
2022年10月17日に、2回目の食育講座を行いました。
テーマは「朝ごはん」です。
朝ごはんをたべるとどんないいことがあるか、反対に食べないとどうなるかについてお話をしたあと、今日のお話のおさらいクイズをしました。
まず、みんなに朝ごはんを食べてきているか聞いてみたところ、全員が「食べたよー!!」と元気に手を挙げてくれました。素晴らしいです◎保護者のみなさん、朝の忙しい時間の中、しっかりと食べさせてくださりありがとうございます!!
朝ごはんを食べると、①便秘になりにくくうんちがすっきりと出ること②保育園で元気いっぱいに遊べること③頭がよくなること(とりわけ、小学校にあがってから、朝ごはんを食べたほうが勉強に集中ができ、テストでいい点数がとれるようになること)など、いいことがたくさんあります。反対に、朝ごはんを食べないと①体調を崩しやすくなったり②昼食で一度に食べ過ぎてしまい太りやすくなったり③空腹の時間が長いためイライラしやすくなったりします。子どもたちは「そうなんだ~」「知らなかった!」と言いながら聞いてくれました。
そして今日のおさらいを兼ねたクイズ!朝ごはんに食べるといいもの・悪いものについてのお話もしたので、イラストをみせながら、これは〇か×か、みんなに答えてもらいました。
みんな集中してお話を聞いてくれたので、ほとんどの子が全問正解です!
体をつかって〇×を表現してくれたり、お友達と相談する子もいたりと、とても盛り上がりました。
最後に、みんなにとっていいことがたくさんある朝ごはんをしっかり食べるためには、「早寝早起きが大切」とお話ししました。せっかくの朝ごはんの時間に、準備や機嫌の悪さでだらだらとしてしまっては、食べる時間がなくなってしまいます。すっきりと目覚め、気持ちよく朝ごはんが食べられるように、早寝早起きも忘れずに心掛けていきましょう★
食育講座①「きゅうしょくれんじゃー れすきゅーみっしょん」
2022年6月13日に、今年度1回目となる食育講座を行いました。
今回のテーマは「フードロス(もったいないを減らす)」です。
まだ食べられるのに捨てられてしまうたべもののことを「フードロス」といい、日本だけでなく世界で問題となっています。こどもたちには難しい言葉なので、「もったいないを減らす」ということを伝えるために、イラストや「給食レンジャー」と一緒に講座を行いました。給食レンジャーは、こどもたちが給食で困ったときや、食べ物のあれこれが知りたいときに登場するオリジナルキャラクターです。
講座でははじめに、ある日の給食を見本に、好き嫌いのはげしい女の子が、まったく食べない様子をこどもたちに見せました。
どうしてこんな顔をしているのか聞くと、こどもたちはすぐに「ひじきが苦手だから」「お魚を食べたくないから!」と答えてくれました。
そこに給食レンジャーが登場し、「ひとくちもたべないのはもったいない!地球にやさしくないよ!」と言います。
どうしてもったいないのか?地球にやさしくないのか?その理由はフードロスという問題です。
好き嫌いや食べ残しで食べ物が捨てられている、この「もったいない」を解決するために、給食レンジャーはやってきました。
そして、給食レンジャーと一緒に、こどもたちみんなと取り組むミッションを「レスキューミッション」といいます。
ミッションは全部で3つ。①食べられる分を食べること②ひとくちでも食べてみること③レスキュー仲間を増やすこと です。
特に②ひとくちでも食べてみることはとても大切です。苦手だからと言って全く食べないと、すべてがゴミとして捨てられますし、体にパワーや栄養がつきません。食経験を増やすためにも重要です。減らしても構わないので、まずは一口を目指しましょう。
この3つのミッションができたら、誰でもヒーローになれます!みんなにできるか聞くと、誇らしげに「できるよ!!」と言って手を挙げてくれました!
給食レンジャーと一緒に、もったいないを減らして世界を救うために、給食だけでなくおうちでもミッションに挑戦してほしいです★
食育講座③「からだのひみつ」
2022年2月7日に食育講座をしました。内容は「からだのひみつ」についてです。
わたしたちが食べた食べ物は、どこを通ってどうなるのかについてお話したり、うんちの通り道である「大腸」の長さやうんちについてのクイズをしたりと、こどもたちが興味を持てそうな内容をピックアップしました。
イラストと大腸に見立てたリボンを見せながら、うんちの通り道の長さはどれくらいか、①30cm②50cm③100cm④もっと長い の選択肢の中から聞きました。子どもたちの反応では③が最も多かったですが、実際は④!なんと成人の体では大腸は約150cmと言われています。
ちなみに小腸と大腸を合わせると約7mもあることを、こちらもリボンを見せながら話したところ、「えー!!ながい!!」「これがからだにはいってるの!」と驚いていて100点満点のリアクションをくれました◎
うんちについては、たくさんの形の中からどれが一番いいうんちかクイズをしたあと、それぞれのうんちはどんなときに出るかのお話をしました。
9割ほどの子がバナナうんちが一番いい形であることを知っていました。そしてこのバナナうんちを目指すためには、「バランスよくごはんを食べること・よく遊びよく寝ることが大切」とお話しました。みんなにできているか聞くと、全員が手を挙げてくれたので、これからもきちんと続けてほしいです★
うんちが出やすくなる食べ物についてもお話ししたので、どんなものがあったかお子さんに聞いてみてくださいね!
いつも給食を食べ終えると、トイレから「うんちでたよ~」という声が聞こえてきます。食事をしてからうんちが出るまで1日かかる(油っぽいものを食べると約1~3日)と言われていますが、このこどもたちの声を聞く限り、健康的な生活ができていることを実感しています。毎日うんちが出ることが理想ですが、3日以内に1回でも出たら便秘ではありません。とはいえ、体の中に長い間とどめておきたくはないので、なかなかうんちがでなくて困っているときは、食物繊維豊富なお野菜や発酵食品などを多く取り入れたり、水分補給をいつも以上に心掛けたりなど、生活を一工夫してみてくださいね。